体に合わせたBMXバイクの選択が必要

成長、体に合わせたサイズのBMXを用意しましょう

BMXとは20インチのアクション走行様の自転車です。BMXで行う自転車競技はいくつかの種類がありますが、頑丈さと軽量性を併せ持つレース用のBMXというのが各社からラインナップされていますので、そういう種類の完成車を用意するのが良いでしょう。

ライダーの成長、体格に併せてサイズ違いの製品がラインナップされています。サイズは小さい方からマイクロ→ミニ→ジュニア→エキスパート→プロ というようなモデル名称が付いている事があります。

参考:適正身長サイズチャート

  • マイクロ:100cm前後
  • ミニ:100~120cm
  • ジュニア:120~140cm
  • エキスパート:140~160cm
  • プロ:160~170cm
  • プロXL:170cm~

上記は参考値です。メーカによってこのあたりのサイズは若干ずれがあり、また、中間サイズなどもありますので、出来ればBMXの取扱いに慣れている専門店に相談するか、一度現物を見て、跨ってから購入出来ればベストです。

BMXバイクはフレームを中心に車輪やハンドルなど様々なパーツによって構成されています。主な構成パーツをリストアップして解説しましたので参考にしてください。

BMXバイク構成パーツ解説

「どういったメーカーがあるかわからない」といった質問をよくされるため、BMXバイクメーカーのリストアップをしてみました。海外メーカーが多いですが、参考にしてみてください。

BMXバイクメーカーリスト

レンタル車両の利用も

下記のBMXレーストラックにて、レンタル車両を用意している場合があります。詳しくはそれぞれの管理団体へ事前に必ずご確認をお願いします。

この他にレンタルBMXを用意されているところがありましたら、情報をお寄せください。

ルック車に注意

スポーツルック車の一例。アクション走行には不要のカゴやスタンド、ライト、泥除けなどが付いている。そもそも悪路やアクション走行を想定していない設計のため、車体が壊れ、これを利用してコース走行などを行った場合、車体が壊れるだけでなく最悪怪我に繋がることもあります。

スポーツルック車の一例。アクション走行には不要のカゴやスタンド、ライト、泥除けなどが付いている。そもそも悪路やアクション走行を想定していない設計のため、車体が壊れ、これを利用してコース走行などを行った場合、車体が壊れるだけでなく最悪怪我に繋がることもあります。

残念ながら一般的な自転車店で在庫として取り扱っている子供用自転車でレーサーBMXを扱っているお店はごく限られています。一般的な自転車は基本的にスポーツ走行を行うことを考えて作られていないため、BMXのようなアクション走行には不向きです。また、見た目スポーツ自転車の事をスポーツルックから「ルック車」といわれたりします。非常に安価な部材によって組み立てられている事が多く、通常利用をしていても危険な場合があります。もちろんBMXのようなアクション走行はご法度です。

ただし、レーサーBMXはカゴやスタンドなどの通常利用に必要なパーツが付いていません。出来れば普段使いの公道利用の自転車と別けて考えたほうが良いかもしれません。

 マウンテンバイクも

マウンテンバイクでBMXコースを走ることもBMXはクイックな特性のため、少しハードルが高いという大人には、マウンテンバイクで同様のコースを楽しむ場合がありますので、そちらを利用してもいいかもしれません。マウンテンバイクの場合は、スラロームや4Xという種目用に作られた少し小ぶりなマウンテンバイクが適しているといわれています。大会なども、JOSF緑山でのレースなどではBMXクラスと同様にMTBのクラスも盛りあがっています。