特殊な作業をは自転車店などの専門家に任せるとしても、日頃のメンテナンスを行う上で、最低限必要な工具があります。

アーレンキーセット

ホーザン(HOZAN) ボールポイントレンチセット W-110 YD-1232
ハンドルやブレーキ回りなどの組み付けボルトは六角形の穴のあいたネジが大体使われています。アーレンキーのセットを持っていると大体なんとかなります。1.5ミリから6mのセットが使いやすいと思います。

ハブ軸ナット工具

車で自転車を運んだり、タイヤを交換する際は車体からホイールを外す必要があります。ホイールの中央にあるパーツをハブといい、それを車体に固定している部分をハブ軸といいます。ここについているナットまたはネジを回す工具もあると便利です。車体によってここで使われているネジやナットは違う場合があります。調べて用意するようにしましょう。

空気入れ

自転車のチューブには樹脂レベルで目に見えない小さな穴が無数に開いているため、いわゆるパンクをしていなくても定期的に空気圧を確認して注入してやる必要があります。

自転車のチューブのバルブには主に英式バルブ、米式バルブ、フレンチバルブの3種類のバルブがあります。BMXの場合、殆どは米式またはフレンチバルブです。逆に、日本の一般車両の殆どの自転車用チューブは英式バルブが利用されています。

スポーツ自転車用の空気入れなら、米式もフレンチも両方使える物がありますので、そういうものを選ぶようにしましょう。また、空気圧のメーターも有ると便利です。

携帯性に優れた小型のものもありますが、フロアポンプといわれる大型のものの方が使い勝手は良いです。

 

スペアチューブ

工具ではありませんが、これも。パンクは良くあるトラブルの一つです。パンクをしてしまうと自転車には乗れなくなってしまいます。せっかくコースまで来たのに、パンクくらいで乗れなくなるのは残念。空気入れと共に、 スペアのチューブは持っていた方が何かと良いです。

他の工具についても同様。備えあれば憂いなし、上記の工具はそろえておくと良いでしょう。車で移動できるのであれば、ひとそろい常に乗せておいても良いでしょう。