BMXレースコースのセクションについての呼称や特徴を紹介します。

スタートヒル

修善寺にあるCSC BMXコースのスタートヒル

レーストラックのスタート地点は高い山となっており、ここから漕ぎだして駆け下りることにより、一気にスピードを上げて走り始めることができます。
レースの場合、ここでいかにスピードを乗せて走り始められるかがポイントとなりますが、初心者がいきなり全開で漕いで、次のセクションまで行くことは絶対にやめましょう。かならず次のジャンプをこなせる技術を身につけてからスピードを付ける練習をしてください。

スタートゲート

スタートゲートはBMXレースの中でも最重要と言われている。2枚目は立てるようになるための練習中

スタートヒルには、レースで8人が同一のタイミングで一斉に走り出すためのゲートが備え付けられています。ゲートのこなしは上級者クラスでも非常に重要でここでレースの8割が決まると言われるくらい奥が深い大切な動作となります。

初心者としては、まずゲートに立つ、両足をペダルに乗せてゲートが開くのを待てるようになるのが最初のポイントです。

ジャンプ

ジャンプのバックサイドで加速するライダーたち

このスポーツのコース途中にある特徴的な起伏の事を総称としてジャンプ呼びます。その形状によってテーブルトップ、ダブル、ステップアップと呼ばれたりします。

ジャンプの登り面の事をフロントサイド、下り面の事をバックサイドといいます。

バーム

国営ひたち海浜公園のBMXトラックのバームはアスファルトで固められておりスピードが非常に乗りやすい

カーブになる部分は、すり鉢状の角度がついたものが基本となっており、すり鉢状のカーブの事をバームと呼びます。この角度があることによってブレーキをせず勢いを殺さずに曲がることができます。

レースではここで駆け引きが行われて順位が変わるなど、見どころの一つとなります。

コースによって土製のバームやアスファルトで固められたバームなどがあります。

リズムセクション

ゴリラ公園のリズムセクションは小ぶりだがこなしの種類が多く非常に練習になります

小さなコブのジャンプの連続の事をリズムセクションといいます。こなし方は様々で、これをリズムよく繊細にこなす事は、迫力のあるジャンプとともにBMXレースの見せ場となっています。