このサイトはまだまだ作りかけです。

ストライダーに代表されるランニングバイク(子供用ペダル無し2輪)、流行っていますね!

取り扱いの手軽さ、子供のとっつきやすさ、さらにこれを乗りこなしているとバランス感覚が養われて補助なし自転車もすぐに乗りこなせるようになるとか。大人気なのがよくわかります。
また、ストライダーカップを代表とするレース大会もたくさんのキッズとそのご家族で大変盛り上がっているようですね。

家族で楽しんでいたランニングバイクを子供の成長とともに卒業し、自転車にステップアップするにあたり、BMXに興味を持つご両親が自分の周りに何人かいたため、BMXをはじめるための心得や便利な情報などをこのサイトに記載していきたいと思います。

BMXはじめましょう!

□BMX(レース、ダート)について

BMXレースという競争競技というよりも、土で出来た起伏のあるコースを走り回る遊びについてここには記載しています。
BMXという遊びは、文字通り起伏を乗り越え、大小仲間達と切磋琢磨し、成長していく様は非常に教育的な側面を持っています。また、同じコースを社交場に子供から大人まで、一緒に楽しむため、社交性が育まれる点も期待できます。

□BMXとランニングバイクの違いについて
大きく違う点は、自転車が違います。ペダルを漕いで進みます。また、コースの起伏などを超えるために、サドルにほとんど座りません。実際のコースへ繰り出す段階では、補助輪無しの自転車で立ち漕ぎができるようになっている事が望ましいです。

▼用具

    • BMX
      オフロード走行やアクション走行などを行う事を想定した20インチサイズのタイヤの専用の自転車です。BMXは大人から子供までみんな20インチですが、フレームやパーツのサイズが体格にあわせて細かくラインナップされています。
      専用のダートで走るBMXは、カゴ、スタンド無し、補助輪もちろん無し が推奨されています。
      日常的に移動手段として利用するには不便(で道交法違反?)な乗り物です。また、専用車は子供用といえど大人の自転車と変わりない高価なものになる事も少なくありません。
      日常的な利用についてはいろいろと注意するようお勧めいたします。
      オフロード車のルック車に注意!(別コンテンツ用意予定)
    • ヘルメット
      フルフェイスヘルメットを用意する事をお勧めいたします。子供のBMX競技用というものがあります。
    • グローブ
      ヘルメット同様に、グローブもBMX/モトクロス用のものがあります。指先が露出したものではなく、指先まですべて覆われた物を選んでください。
    • プロテクター
      体格も大きくなり、スピードが上がるにつれて転倒時のダメージも大きくなってきます。

      • ニーシンガード
        膝やスネを守ります。転ぶと自転車に絡まって膝やスネにダメージを負う事が多くあります。膝がやられるとその後の生活に大きく支障が出るので、プロテクターしておく事をお勧めいたします。
      • エルボーガード
        転ぶとだいたいここを擦りむいて泣きます。
      • ブレストガード
        胸や背中を守ります。付けていると安心感が増します。
    • 長袖長ズボン

転倒時の擦り傷など怪我の防止のため、長袖長ズボンの着用をお勧めいたします。

これら用品について、いきなり揃えるには正直初期投資がそれなりにかかります。
専用コースではレンタルあったり、オークションや友人、ショップなどで中古の融通の相談が出来る場合もありますので、いろいろと検討してみてはいかがでしょうか。

そのうちこのサイトでこれらの用具のトレードが出来るようになったらいいな。

▼コース
土の上を走って楽しむ事が可能なBMXのコース
ここでは主に首都圏近郊にあるリーガル(合法)トラックを紹介します。

  • 神奈川県横浜市青葉区 緑山スタジオシティ内 BMXコース
    JOSF(日本オフロードショートトラック連盟)が管理するBMXレースコースです。
    決められた日のみ走行が可能。だいたい第二日曜日が練習日、第三日曜日がレースの日です。詳しくはJOSFのスケジュールをご確認ください。
  • 埼玉県川口市 ゴリラ公園
    埼玉県川口市に市営の公園内にある初心者に優しい小規模なBMXトラックです。第一日曜日にJOSF主催のレースまたはBMX講習会を行っている場合があります。詳しくはJOSFのスケジュールをご確認ください。
  • 千葉県 幕張海浜公園マウンテンバイクコース
    マウンテンバイクコースとなっていますが、ジャンプ用の起伏などもあり、BMXの練習も行えます。幕張バイシクルクラブというローカル有志によるクラブが出来ているようです。http://blogs.yahoo.co.jp/mbcmakuhari/
  • 神奈川県横須賀市 うみかぜ公園ダートトラック
    公園内の片隅にあるジャンプ様のコブがメインのトラックです。週末には大人から 子供までたくさんのBMXライダーで賑わっています。
  • 伊豆修善寺サイクルスポーツセンター(CSC)
    超本格的なBMXレーストラックと、ランニングバイク用に整備されたコースがあります。
    BMXレンタル可能。キッズ大好きな管理人でありプロライダーの佐伯進選手が優しく手ほどきしてくれます。http://www.csc.or.jp/
    コースオープン情報⇒http://cscbmx.jugem.jp/
  • 埼玉県秩父市 滝沢サイクルパークBMXコース
    本格的なBMXレーストラック。ランニングバイク専用のトラックもあり。積雪の時期はクローズされています。
    http://www.chichibu-bmx.jp/
  • 茨城県 国営ひたち海浜公園内 BMXコース
    アスファルトバームの本格的な大型BMXトラックと、比較的難易度の低いサブトラックがあります。
  • 新潟県上越市 金谷山BMXコース
    最高のロケーションにある、本格的なBMXレーストラック。サブトラックにてランニングバイクも走行可能。積雪の時期は走行不可能です。http://www.jbabmx.org/

▼マナーについて 皆で楽しめる環境を大事にするために。
多くのBMXライダーや、その親御さん達が、仲間が増える事を楽しみにしています。
それと同時に、自分達が守り築いてきた環境が壊れてしまう事を恐れています。
各コースなどによって、ローカルルールが存在している場合があります。
特に下に記す事は基本的なルールとして覚えておくとよいと思います。

  • コース内でむやみに立ち止まらない
  • コースを逆走しない 
  • むやみにコースを横切らない
    走行中のライダーの邪魔になるばかりか、思わぬ衝突事故の原因にもなります。必ずコースの中では走行するライダーに気をつけるようにしましょう。
  • 勝手にコースの造形を変えない
    そのコースの形は、だいたいは集まるライダーの力量やバランスを 考えたレイアウトをされている場合がほとんどです。個人の勝手で皆で使うコースの形を変える様な事はやめましょう。
  • 掘れてしまった穴は必ず埋める
  • 雨の日やコースがぬかるんでいる時は乗らない
    穴があいても自然には戻りません。また、雨の日や、路面が濡れてぬかるんでいる時に走ると轍や足跡が残り、乾くとデコボコのひどい状態になってしまいます。 土で出来たコースとはいえ、路面はまっ平らのスムースにメンテナスしてあるのがこのスポーツの特徴なのです。

他に、必ずプロテクターは着用する。近隣の人に迷惑をかけない。なんていうのもそのコースを維持していくために大事だったりします。怪我があまりにも増えれば公共の施設として閉鎖されてしまうかもしれませんし、近隣の方とのトラブルも、施設を永続的に利用するのに妨げになります。

とにかく、まずは同じコースを利用する人たちに「こんにちは!」と挨拶をするよう心がけてください。皆で気持ちよく楽しみましょう!

▼コースメンテナンスについて
土で出来たコースは、走ればもちろん、何もしなくても自然と崩れていきます。そういったコースを文字通り汗水を流しながら日々メンテナンスしているのは、だいたいは”公園の係の人”ではなく、有志のローカル(常連)を中心としたボランティアライダー達です。同じ空間を楽しむために、感謝の気持ちを忘れないようにしてください。とはいえ、いきなり初心者の方がスコップを振るってコースメンテをするというのは難しいかもしれません。土を盛る作業は超奥が深い!かならずローカルライダーにやり方を聞きましょう。また、スコップ等がなくても石を拾うなども大事なメンテナンスです。

そのうち土方コンテンツを作りたいですね。

▼お父さんお母さんの意気込みについて

  • まず、BMXは危険なスポーツです。多かれ少なかれ、確実に怪我をしますが、あくまで自己責任です。
    不必要な怪我を避けるためにも必ずプロテクターを着用すること、無茶な事はしない、させない事。故意に他のライダーの妨害をしない事。多少の怪我は上達するための勲章と思う事。
  • 初めてBMXレースコースで小さな子供を走らせる場合、特にお父さんは、一緒に走りまわる必要があります!
    コース内には大きな起伏があり、最初は一人で上れない、超えられない子が大半です。そしてたまに転び、怖がります。お父さんはそれを支えて押し上げて、なだめて、励まして、応援しながら走り回るのです。しかしそのうち必ず一人で乗り越え走りぬけられるようになります。文字通りの成長を一緒に喜び、褒めてあげてください。素晴らしい時間が生まれます。
  • 多少の泥汚れにめげない。
  • ボール一つ公園に持って行って遊べるサッカーなどと違い、自転車やプロテクターなど、多くの用具を持参して一緒にコースへ行かないと遊べないスポーツです。子供がこれを楽しむために、お父さんは多くの週末を費やす事になるでしょう。
    多くのBMXキッズの熱心な親御さんたちは、主に車などで毎週末どこかのコースへ繰り出し、家族のふれあい、アウトドアを楽しんでいます。
  • 子供が一人でもコースを走れるようになったら、同じコースをお父さん(お母さん)も、BMXに乗って楽しんではいかがでしょうか。子供と一緒にのめり込んでいるお父さん、いっぱいいますよ!

▼自転車店について
この遊びを継続して続けるなら、頼れるショップを持つ事が重要です。
必要な道具が揃えられるだけでなく、修理メンテナンス、遊び方の提案や、場合によっては仲間の紹介をしてもらえる事もあります。
安価で手軽な通販ばかりでなく、専門のお店を積極的に利用する事をお勧めいたします。

BMXに強い自転車店はいろいろありますが、ここではJOSFに協賛をしているショップを記載しておきます。
(2012年3月現在の協賛ショップ)

  • 小川輪業
    東京都世田谷区上馬2-1-1
  • AST
    埼玉県和光市白子1-24-21
  • バンピーパス
    茨城県水戸市双葉台2-1
  • BikeLab(バイクラボ)
    神奈川県横浜市南区宮元町1-18 
  • サイクルセンターエノモト
    東京都世田谷区駒沢5-26-8
  • Cave
    神奈川県横須賀市船越町1-39-3
  • BIKE LOOP
    新潟県上越市春日野1-3-11
  • 丸美輪業社
    大阪府大阪市西成区萩之茶屋1-2-49

□現在BMXを楽しんでいる皆様へ より良いシーンの拡大のために。
現在、ストライダーカップなどのランニングバイクの大会は、僕らの想像を超えるほどの盛り上がりを見せています。
現在BMXを楽しんでいられる方達の中には、いろいろなご意見を持つ方もいらっしゃると思います。
しかし、個人的にはこの盛り上がりをBMXに取り込むことでより良いシーンの発展につながると信じています。
ランニングバイクキッズは必ず自転車に乗り換えます。その時にどんな自転車に乗るか。BMXを選択した時に、どんな遊び方をすればいいのか、そんな指南が出来ればと思いこのサイトを作りました。
・不慣れな方を見かけたら、無下にするのではなく、率先して手を差し伸べてあげてください。
・危険な走行をしている子供を見かけたら、やさしく注意してあげてください。

皆様のご協力を願います。

どうぞよろしくお願い致します。