コウヘイログ #1 僕がハマったBMXのはじまり

コウヘイログを始めます

BMXを初めて11年。アマチュア時代は全日本のタイトルを4つ獲得し、海外の大会にも数多く参戦して、世界を相手に戦ってきました。
ジュニアエリートで全日本2連覇を果たし、現在は2016年リオデジャネイロオリンピック出場・メダル獲得に向けて日々練習に励んでいます。

そんな現役バリバリの僕が、BMXを初めてみたいなーとか、BMXわからない事が多いなー、など思っている人達の、背中を押したり、少しでも身近に感じて頂けるように、この場を借りて伝えたいことを紹介していきたいです。

BMXとの出会い

BMXを始めた頃の吉井康平

BMXを始めた頃の吉井康平

僕がBMXと出会ったのは、7歳の冬でした。
もともとアクションスポーツが好きだった父親が、モトクロスをやらせようかと考えていた時に、立ち寄った本屋でたまたまBMXの雑誌を手に取ったのが始まりです。

僕の父親は元々、モトクロスをやっていたのだけど、自身の怪我の多さから、息子にやらせる事には不安があったみたい。その点BMXは自転車だし、モトクロスに比べたら怪我のリスクは少ないだろうと思ったそうです。

父とともに雑誌を読んだ翌月には、神奈川のTBS緑山スタジオにあるBMXコースに、家族でレース観戦。

同じ年くらいの子がレースをしていました。もっと小さい子がいるかもしれない。自転車でジャンプ!?!?
見た瞬間、これだ!!と思いました!

BMXにまたがる前から、このスポーツの楽しさを感じた事を今でも覚えています。
となりに立ってレースを見ている父親に 『これをやりたい!!』 と言ったら、

『わかった。オリンピックに行こう』

オリンピック種目になる前から目標は決まっていました!

とにかく見て触れてみて欲しい

小さい子どもにとって、初めて自分の力で運転する乗り物が自転車。始めて乗れたときの喜びは、大人になっても覚えている人がいるほどです。
BMXをやっていると、その喜びを何度も味わうことができます!

自分の力でコースを1周走れた時や、新しい技ができた時など、小さい子ども程、その喜び・達成感は、コース上にたくさん転がっていると思います!

キッズライダー達の、喜ぶ顔や、家族で楽しんでいる姿を、レース会場に足を運び、観戦してみてはいかがですか?
BMXを始めるか悩んでいる人は、一度会場にレースを見に来てほしいです。きっとパソコンの画面からでは伝わらないものが、そこにはあると思います。

そしてもし興味を持ったら、ぜひコースの上を乗ってもらいたいです!BMXの楽しさを自分の体で感じる事ができるはず!

ちなみに初心者講習会という、まさにぴったりなものがあるので、是非参加してみるといいと思います!イケメンで優しいお兄さんが、初心者の方たちに優しく教えてくれますよ!笑

小さな子供からレースは出来る

小さな子供からレースは出来る

JOSF緑山の初心者講習会で講師をする吉井康平

JOSF緑山の初心者講習会で講師をする吉井康平

投稿者プロフィール

吉井 康平
吉井 康平 (東海大学)
1995年生まれ、家族と共に見に行ったBMXレースに一目惚れし、7歳からBMXを始める。
2012年、2013年ジュニアクラス2連覇。2013年アジア選手権ジュニアクラス優勝。
2014年からは国内最上位クラスであるエリートクラスに参戦。全日本選手権では決勝進出し、トップに迫るもゴール直前で接触転倒し8位。
ホームであるJOSF緑山のトラックでは初心者講習会の講師も務め、子供たちや保護者からの信頼も厚い。
2016年リオ、2020年東京オリンピック出場を期待される若手選手の一人である。